マックグリドルを許さない

10年ぐらい前の話、私は親に連れられて朝マックを利用した。朝マックを初めて利用する私は右も左も分からない私は、親に注文を任せて買ってきたもらった。

買ってきてもらったものを開けてみる

「甘い......」

開けた瞬間に甘い香りがを感じ、後ろから肉の香ばしい香りが見えてくる。

「なんだ...この食べ物は...」

私は驚きを隠せなかった、まだ小学生の私は食への知見が浅いため単純な食べ物しか食べてなかった。単一の味覚だけで満足していた私にとってマックグリドルという食べ物はなかなかに衝撃であったと同時に、異文化との交流みたいなものを感じた。

当時の私はその異文化に対して嫌悪感を感じた

「まっず...」

それから私は、朝マックに対して「まずいもの」というイメージを10年ぐらい持つことになる。

 

少し前に友人と朝まで遊んで早朝にマックを食べることになった。朝マックに負の印象を持ってる私は嫌々ついていった。

友人がソーセージマフィンを頼んだので、マックグリドルしか知らない私は友人と同じものを頼んだ。恐る恐る包み紙をはがすとマフィンに挟まれた肉だけのバーガーが出てきた。

一口食べてみると、普通の味がした。

いや、普通の味でいいのだ、朝マックに対して悪いイメージを持っていた私は、味に期待はしていなかった。言い換えるならハードルがすごい低い状態である。それを軽く飛び越えれる普通の味に私は大きく感動した。

 

そっからの私は朝マックに対してのめりこんだ、わざわざ早起きしてまで朝マックを食べていた。

マックグリドルのせいで私は10年間朝マックを拒絶していたのだ、私はマックグリドリルを許さない。

 

最近、朝マックは味が普通なので飽きていかなくなった。